かっこいい社章の選び方

世界中のカッコいい社章を見つけて、社章とその国の文化や歴史について解説します。

社章から見える会社の違い

社章のデザインによってその会社の業種や特性、方向性などが少し理解できることがあります。比較的古くから営業しているいわゆる老舗の会社はシンプルなデザインの社章が多いです。たとえば、丸の中に文字を入れる会社の社章だとか、四角の中に会社の頭文字をいれた社章だとかです。書体も基本的に、明朝やゴシック体などの書体が多く使われているようです。そのほかにも、会社の頭文字を変形させて、それを楕円やひし形などの形に入れ込んだ社章など、こういった比較的シンプルなデザインの社章が多いです。一方、新しめの会社の社章となりますと、カラフルな色遣いのものがおおいですね。また、ラインも曲線を使いたがる傾向にあります。色は単色の場合もグラデーションを使用したりと、少しでも他の違った社章を作ろうといった傾向にあると思います。それでは、社章でも社章バッジの方はどうなんでしょうか?やはり、昔からの老舗の場合は、黒ベースに金や銀などを希望されるお客さんが多いみたいです。その他にも、銀いぶしの仕上がりの社章を希望される老舗企業の方が多い様です。一方、最近の企業、比較的新しめの企業の方はどうなんでしょう。社章自体がカラフルですので、それに合わせて社章バッジもカラフルな物の方が多いようです。それでも、いぶしやダムシンの社章は今でも新しい企業の方から御注文があるそうです。こういった物の製造方法は古い新しいはあまり関係ないようです。いい物はいつまでたってもいいのですね。